ホスト物語 第11話
アストラッチャ誕生
ホストを辞めて数ヶ月
美容室に行くこともなく
タクトに言われました。
「ヒューマさん。ダサくなりましたね。。。」
ギクッーーーー
しばらく鏡を見ていない自分がいた。
タクトに言われ鏡を見ると
鏡に映ったのは「ただのオジサン」
これはマズイ!!
「タクト金かして。」
まずは美容室へ♪
お金のなかった自分たちは
何をしたか?
ナンパをして女の子からお金を頂く!
ホストと同じじゃねぇかーーーー。
ですよね(汗)
でも普通のナンパじゃないんです。
失礼だと思いますが。。。
可愛くない子をナンパする!
明らかにナンパされそうにない子を狙う
なんか悪い人ですよね!?
ダメな人間ですよね!?
当時は仕事する気も起きなくて
そんな感じでしたヽ(´ρ`)ノ
ナンパといっても
お金がありません。
女の子に飲み代を奢ってもらうために
ひたすら懇願する!!
シンプルですw
そして電気代の請求書を見せて
「電気が止まっちゃうんだよ。。。お願い。。。」
と数千円を頂く。
あ!これって詐欺ですかね(汗)
スグに見切りを付けたタクトは
普通にパチンコ屋でバイトを始めました。
自分は・・・・
ナンパした何人かの女の子から
お金を貰って生活する日々彡(-_-;)彡
完全なるダメ人間
ブログに登場していませんが
大学卒業してから今も自分は母親と同居しております。
母親はわずかなパートの給料で何とか
生活しておりました。
そんなある日
駅のショーウィンドーの洋服を母が
ずっと眺めている姿を見かけました。
声を掛ける事が出来ませんでした。。。
これが自分の大きな転機でした。
60過ぎた母親に親孝行しなければ
それ以前に心配かけてはならない!
今のままじゃダメだ!!
出来る事から始めよう!
いくつか面接など受けて
塾の講師
テニススクールのコーチ
のアルバイトに合格!!
月の月収は10万ちょいだったですかね。
それでは借金返済で消えてしまうので
さらに知り合いに紹介してもらった
ゴミを燃やす仕事もしました。
今思えば不法投棄の現場でした。
ジャマイカ人とナイジェリア人など
外国の方々とのお仕事♪
確か日給7,000円くらい。
「必ずボーイズバーを出すから!」
と根拠のない自信でタクトを説得して
都内から引越しさせ同居し
一緒にゴミを燃やす日々!
あれはあれは楽しい日々でしたσ(ゝ∀゚◎)
大きな木をいかに効率よく燃やすか。
臭いゴミから回避する方法などなど
常に探求し楽しく仕事していましたね(笑)
その頃ですかね。嫁と出会ったのは
春日部駅西口の交番前に
暇そうに座ってる彼女をナンパ(汗)
何度か飲むようになりました。
借金の返済で金がない自分は
いつも嫁に奢ってもらってましたヽ(≧∀≦)ノ
飲む度に当時の自分は
「俺は必ずビックになる!!」
またも根拠のない自信だけの発言
色々な方に
なんでデリヘル?
経験もないのに?
などの質問を受けます。
元々はボーイズバーを作る事が目的でしたが
当時の自分の試算では500万くらい
※大して調べておりません(汗)
何から情報を得たのか覚えてませんが
デリヘルが儲かる!!
らしい!?みたいな感じでした。
ボーイズバーを作るためにデリヘルを始めよう!
完全に飲んだ勢いでした(*^∇^*)
コツコツと貯金していた彼女(嫁)に
「100万を貸してほしい!必ず成功する!俺に任せろ!」
またまた根拠などありません。。。
彼女(嫁)の友達は猛反対!!
そりゃそうですよね。
詐欺に近いというか詐欺にしか聞こえません(汗)
そんな俺を信じてくれて
デリヘル開業が決定!!
あ!!!気付いちゃいました。。。
出資者=オーナーが嫁ということが。
開業が決定しましたが
何からすればいいんだろ!?
そうだ!!
まずは店名を決めよう♪
ホスト物語 完
続編!!
デリヘル開業ストーリー