殴られたことないのに・・・

ホスト物語 第1話
殴られたことないのに・・・

こんにちわ星です!
プロフに書いてありますが
私かなり昔にホストを約2年くらいしておりました。
学校を卒業しサラリーマンを辞め
以下省略・・・
25歳くらいの時だったでしょうか。
無職だった私は
アルバイト情報誌を見てました。
ホスト募集 時給2,000円以上
その当時なにも知らない私は
お金持ちのオバ様と喋る程度で時給2,000円!!
なんていいバイトだ♪
と思い池袋のある店へ面接に行きました。

なぜ池袋?ホストといえば新宿じゃない?
ですよね。
私は埼玉生まれ・埼玉育ち
新宿って怖い・・・
というイメージがあり
池袋なら平気かなって(汗)

そんな安易な感じで
いざ面接へ!
面接してもらったのは
店の代表カムイさん
しかも21歳!

すると
いきなり
「時給2,000円っていうのはNO1も含めた平均だから」
・・・そうなの!?(心の声)
「売上の50%が給料だから頑張れよ!」
・・・・・・
「はい!わかりました!頑張ります!」
何も知らない私は
軽い気持ちで入店しました。

その店にはホストが20人くらいいて
なんと私が最年長。。。
幹部と言われる人たちは
19歳や20歳

いきなりスーツを渡され
先輩トラノスケに「キャッチに行くぞ!」
キャッチ!?
よくわからないまま着いていくと
「おい!あの子に声かけてこい!」
その後も言われた通り無我夢中にキャッチを続けました。

2時間くらいでしょうか。
トラノスケが「店に戻るぞ!」
店に戻るとお客さんが何名かいました。
「ヒューマ!あの席のヘルプへ入れ!」

恥ずかしながら本名は星なので
源氏名は飛雄馬(ヒューマ)でした(汗)

「すいません。。。ヘルプって何するんですか?」
「酒を作って喋るんだよ!」
ええええええええ
なんて大雑把な説明。
その後は一気の連続でした。

気がついた時には営業は終わっており
なぜかビショビショ(汗)
すると19歳の幹部シンマさんがいきなり
「てめぇぇ飲みすぎなんだよ!!」
いきなり顔面を強打され
「ホストなんだから酔うじゃねぇ!気をつけろ!」
この状況はまさにあの名シーン
「父さんにも殴られたことないのに・・・」
心の中でそう思いました。たぶん(笑)

この一発のパンチで
「こいつを抜いてやる!!!!」
心に火が付きました。

つづく
第2話をコチラ!!

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